【プロが解説】20年以上前のトイレを使っている方!とても損してますのでこの記事を読んでください

こんにちは、東京都江戸川区でリフォーム業を営んでおりますワールド設備です。

この記事を開いた方、もしかして20年以上前のトイレをまだ使っているんですか?かなり損していますよ!
なぜなら、そのトイレは恐らく節水タイプじゃないはず。トイレの節水効果をなめたらまずいんです!

今回はリフォーム業者社長である私が、「節水トイレの魅力」をお伝えします。
実はトイレの節水効果で年間14,000円も節約できる場合があります。
つまり、古いトイレと最新の節水トイレを20年間使い続けるとおよそ28万円も水道代の違いがでるのです。
トイレなんてそんな水を使わないから節水にしなくてもいいでしょ」と仰る方、是非この記事を読んでくださいね!

 

1. トイレで使用する水の量をご存じですか?

実は20年以上前のトイレのほとんどは、1回流すと10L以上の水を使っており、4人世帯の家族だと1日に200Lもの水を使っているとの統計があります。

一般的なサイズのお風呂の水量はおよそ200Lのため、古いトイレはお風呂と同じくらい水を使っているのです。

これが最新の節水型トイレにすると、1回流すと3.3Lの水しか使わないため、4人世帯の家族で1日66Lしか水を使わなくなります。

つまり、ざっと計算すると月間では4.0㎥(=4,020L)もの違いがあります。

 

では、具体的にどのくらいの水道代が節約できるか計算してみましょう。

平成10年の一般世帯の水道使用量は1か月でおよそ30㎥(=30000L)のようです(東京都水道局HP参照)。

節水トイレに交換した場合、4.0㎥だけ水道使用量が減ることになりますので、1か月26㎥が水道使用量になります。
東京都水道局の提示している計算方法に応じて月々の水道料金を計算してみましょう。

 

 

図から、節水トイレに交換することで月々603円が節約できると分かりました。

さらに、東京都では下水道料金も考えなくてはなりませんので、以下のように計算できます。

 

 

下水道料金ではさらに月々560円が節約できると分かりました。

つまり、合計すると月々1,163円もの節約になり、年間にすると約14,000円の節約となります。

 

如何でしょう、トイレの節水効果の威力をお判りいただけたでしょうか。

古いトイレをお使いの方は年間14,000円も損をしていることになり、20年間使い続けると28万円も損をしているのです!

28万円も損をするくらいなら、28万円をかけて最新のトイレへ交換した方が遥かにお得ということがもうお判りでしょう。

これを機に、最新型の節水トイレへの交換を考えてみませんか?

 

2.節水トイレは節約以外にもメリットあり!

水道代の節約以外に、節水トイレのメリットは2つあります。

それは、環境にも優しい(補助金が使える)ということと掃除しやすいことです。

・環境にも優しい(補助金が使える)

「節水トイレが環境にも優しいのはわかるけど、それを個人の人が意識しても微々たる違いにしかならないでしょ。」とお考えの方、まさに仰る通りです。

ただ、国全体の方々が節水トイレに変えたら如何でしょうか。水不足が騒がれている現代では、とても環境に優しい行動になりますよね。

この考えを後押しすべく、厚生労働省は「エコ設備を住まいに導入すると補助金を出す!」と宣言しているのです(令和6年2月現在)。

その補助金の名称は「子育てエコホーム支援事業」です。

子育てエコホーム支援事業HP

 

こちらでは、節水型トイレや高効率給湯器・節湯水栓・高断熱浴槽などのエコ設備を導入することで補助金申請が可能なのです。

ちなみに節水型トイレでは19,000円or20,000円のどちらかで補助金が還付されます。

また、エコ設備の導入以外にも、「防犯・子育て・断熱改修・バリアフリー・空気清浄」の観点から該当するリフォームには補助金が還付されます。

ただし、条件がいくつかあり、中でも注意すべき事項として最低申請金額5万円からということです。

節水型トイレでは2万円しか還付されないため、トイレ交換だけでは補助金申請はできないので他のリフォームも行う必要があるのです。

「じゃあ他にはどんなリフォームをすれば補助金申請できるの?」「調べてみたけどよくわからない」といった方向けに、

弊社では補助金申請を踏まえたリフォームのご相談を行っています。

意外とあんなことでも補助金が下りたり、実は家電量販店やそこらのリフォーム会社じゃ教えてくれない申請方法も弊社では熟知しています。

もし補助金申請を狙ってリフォームを考えたい!というお客様がいれば弊社にご相談くださいね。
お問合せ

 

・掃除しやすい

 

実は節水型トイレは構造的にシンプルのため掃除しやすいトイレともなっています。

節水型の代表格であるタンクレストイレはタンクがない分掃除の手間がはぶけます。

さらに、水流が少なくても便器内が洗えるように便器の構造を最適化しており、それに掃除しやすさも考慮されております。

最近では、トイレは掃除しやすい方が良い!という声が大きいため、どのメーカーも掃除しやすさを取り入れた便器を販売している印象です。

ではどのメーカーが最も掃除しやすく、コストパフォーマンスが良い商品かご存じでしょうか。

もし、トイレ選びで掃除しやすさを優先したい方は関連記事で解説していますので、是非お読みください。

【プロが解説】掃除しやすいトイレのメーカーは〇〇!こんな構造は掃除がしやすい!

 

3.節水トイレの唯一の欠点とは?

節水トイレのデメリットは排水が弱いことに尽きます。

というのも、やはり使用する水が少ないと流れる水圧も弱いため、排水が弱くなると感覚でおわかりかと思います。

特に、水で溶けない紙などを流した場合は排水詰まりを起こしやすくなるでしょう。

余談ですが、コストコで売られているトイレットペーパーは水で溶けない仕様らしく、排水詰まりの原因となります。

弊社でも何度かご相談があり、排水管を高圧洗浄したり、ガッポンガッポンしたりして紙を取り除いています。

 

さらに、タンクレストイレだとより水圧が弱いため排水がかなり弱いです。

戸建てだとあまり気にしなくてよいのですが、マンションの高層階ですと水圧が弱いこともあり、

少し前はタンクレストイレは設置しづらいと言われておりました。

今は水圧を高めるブースターを設置することで、高層階でもタンクレストイレを設置することができます。

ブースター機能はLIXILのタンクレストイレにあるため、もし高層階でタンクレストイレを導入したい方はブースターもしっかり取付けしましょう。

 

ただ、節水型トイレでも排水に問題があるとお客様からご相談頂いたことはないですし、

各メーカーもよほど排水詰まりには気を付けて節水トイレを出しております。

あまり排水が弱いことは気にしなくてもよいかもしれませんね。

 

4.ワールド設備がおススメする節水トイレはこれ!

最近のトイレはほとんどといっても良いほど節水トイレが市場を占めています。

そこで、最近のトイレで最もおススメのトイレをご紹介します。

もし予算を抑えたい方にはLIXIL製「アメージュ」をおススメします。

※弊社交換価格アメージュZ 商品代75,000円~(便器+タンク+ウォシュレット付)+施工費32,000円~(交換工事+処分費+交通費)+税

 

 

LIXIL製のトイレは掃除しやすいと、弊社ではおススメしております。

特に最安グレードのトイレでも掃除しやすい「フチレス形状」を採用していますし、

細かい隙間汚れが発生しないようパーツの継ぎ目があまりないように見受けられます。

そこで、もし予算を抑えたい方向けにトイレ交換を考えている方はLIXIL製「アメージュ」をご検討ください。

 

また、タンクレストイレをご検討される場合、費用を抑えたいならばPanasonic製「アラウーノ」をおススメします。

※弊社交換価格アラウーノV SN5 商品代103,000円~(便器+ウォシュレット)+施工費32,000円~(交換工事+処分費+交通費)+税

アラウーノはトイレ自体が一体型のためパーツの継ぎ目がほとんどありません。そのため隙間汚れはあまり起きません。

さらに、アラウーノS160シリーズではトイレを流すたびに泡洗浄してくれる機能もあるので、

いつでもトイレはピカピカ状態です。

ただ便器は陶器でなく特殊なガラス素材ですので、硬いブラシでゴシゴシと擦るのはNGです。

お手軽な値段でタンクレストイレを導入したい方はPanasonic製「アラウーノ」をおススメします。

 

予算はある方で、掃除しやすく機能も充実したトイレを選ぶならばLIXIL製「サティス」をおススメします。

※弊社交換価格サティス S5 商品代230,000円~(便器+ウォシュレット)+施工費32,000円~(交換工事+処分費+交通費)+税

 

サティスは圧倒的に掃除しやすいです。

なぜなら、フチレス形状は勿論ついていますし、ウォシュレットと便器のすきまがボタン一つで自動で開く機能もあります。

 

 

TOTOにもこの機能はありますが、弊社でも取り付けた際に感じたこととして、手が入り込みにくいなと思いました。

その点、LIXILは充分隙間を開けてくれるためとても掃除がしやすいです。

さらに、便器は陶器のためブラシでしっかり擦ることもできますし、

オート洗浄(人が居なくなったら自動で流れる機能)やオート開閉(人がトイレに入ったら自動でフタが開く機能)もあります。

意外とTOTOではブランド力だけ強く、機能性ではLIXILに劣っている印象です。

もし、予算がある方はLIXIL製「サティス」をおススメします。

 

5.まとめ

20年前のトイレを今でも使い続けている方、とても損していることに気づいていただけたでしょうか。

節水型トイレにすることで、年間14,000円も水道料金が節約でき、20年後には28万円分の水道料金を減らせる計算となります。

であれば28万円を使って、最新型のトイレへ交換した方が絶対にお得ですよね。
最新のトイレは掃除がしやすいですし、補助金申請も可能です。

もし交換をするならば、LIXIL製のトイレかPanasonic製「アラウーノ」がおススメです。

弊社であれば28万円以下でタンクレストイレを導入できますので、是非お気軽にご相談くださいね。

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